猫ちゃんの癌の治療をあきらめない。

病院で精密な検査をする。

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動物病院を利用するなら・・・

先生の人の良い所を選ぶというのも一案ですが、深刻な治療をする場合は断然、「設備の整った病院」に限ります。

これまでお世話になっていた病院は院長の人柄は良いのですが、設備や知識が乏しく、治療がワンパターンでした。ところが今度の新しい病院は病気を多角的に観察してあらゆる可能性を分析してより客観的に病気を見てくれようとしていたのが良かったです。

これまでに人柄の良い病院で感じていたホスピタリティーとはまた違う、医療技術の高さ、次元の違いからくる安心感を感じました。

ですが、ここでもマインドセットは「上手く付き合う」ということを何度も心の中で繰り返していました。飲まれないように、のまれないように・・・

漢方先生の自信に後押しされる

病院での検査は全身麻酔をして口からレンズを通して鼻の穴を観察し、病理診断用の細胞を採取しました。またMRIも受けました。結構な金額が行きましたが、しっかり病気と向き合うには必要な検査だと思い、冬のボーナスからなんとか支払いました。

検査を受けた翌週、結果を聞きにゆく前に私の心は不安でいっぱいでした。嫌な予感もしていました・・

それなので、検査結果を聞きに行く当日、佐野先生にメールで相談をしました。

「免疫治療をする先生のお立場では抗癌剤は微量に使うことさえも反対ですか?」

万が一癌の場合を既に考えていました。

そしてその時、併用するのか、抗癌剤は使わないほうが良いのか・・・

先生は迷わず、「抗癌剤の治療は絶対に反対です!」と力強くおっしゃいました。

この先生の言葉は母の治療にあたっていた当時の私の、免疫治療家に対する疑念を払拭してくれました。

先生にも相当なリスクが有るご発言だと思いましたが、それよりも、漢方治療に対する相当な自信を感じました。

今思えば、先生に事前に相談し、この力強い言葉を聞いておいてよかったと思っています。

そして、気持ちを強く持って病理診の検査結果を聞きに出かけていったのです。

検査の結果は、、

9割方がんの可能性が高い、と言われました。

私はこの時、ある程度の予感はあり、佐野先生に事前相談して心の準備はあったものの、ショックを受けて先生と話す声が震えていました。

そしてまたあのトラウマから逃げられなくなるという自分の中にある恐怖と戦うことに精一杯になっていました。

自分の回りにいる大事な命を、私は守って上げることが出来ないのだろうか・・・

病院の先生は、ガンにも2種類あり高分化ガンと低分化ガンとでは抗癌剤の使い方が違う。

低分化だと判別がしやすく計画が立てやすく薬が効きやすいが高分化だと薬が効きにくく予後が悪い。

でも検査をしていずれの場合でも6ヶ月間は抗癌剤の治療を受けてもらうことになる。

というようなお話でした。

トラにこの話を聞かれたくない、、と思っていました。

ついてはまずは治療方針を立てるために詳細検査をする必要があるとのことでした。

検査にかかる費用は7万程度。翌週に予約だけ入れてその日は帰りました。

車中での女房との相談

ショッキングな話を聞かされた後、車に乗り込み、女房と暫く沈黙が続きました・・・

お互いに考えていることは分かっても、気安く適当に不安をごまかすような発言はしたくないな、という空気が流れていました。

そして呆然としながらも、なんとか絞りだすようにして私の方からは話をはじめました。

「検査をしたってどっちみち抗癌剤を薦めてくるなら無駄な検査をやめよう・・そしてトラがゆったりと過ごせる治療をやってやろう・・・」

病院の先生からの宣告にショックを受けていた女房も、少し小声になっていた私に同意してくれました。

帰宅後、すぐに病院に電話し、検査の予約を取り消しました・・・

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